財務3表マスター

会計の仕組みを知るなら、財務3表に取り組め!

2020-01-01から1年間の記事一覧

国内会計不正 5年で3倍

日本の国内企業の会計不正が急増しているのだそうで、日本公認会計士協会によれば2020年3月期は101件と前の期から7割増え、5年前の3倍となったのだそうです。 このうち大半が上場企業のようで、損益や財務を実態よりよく見せようとする動きが目立っており、1…

大企業、国際会計基準に一本化

トヨタ自動車が2021年3月期から国際会計基準(IFRS)へと移行し、海外展開する日本の多国籍企業の会計基準はIFRSにほぼ一本化されるようですね。 IFRSはヨーロッパやアジアで採用が進んできていますから、いい加減日本もガラパゴスのままでは世界とは戦えま…

伸びる会社の見抜き方

決算書は会社の成績表のようなもの。 B/Sからわかるのは、企業の安全性、収益性、成長性の3つで、自己資本比率はまず第一の安全性の指標で、会社が持っている資産のうち、株主の持ち分がどのくらいあるのかを示す割合なので、この自己資本比率が低い場合、…

G20財務相・中銀総裁、緊急電話会議

日米欧と中国など20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁は日本時間23日夜から緊急電話会議を開くのだそうで、新型コロナウイルスの感染が広がるなか、世界経済への悪影響を抑えるため、財政や金融を含めて「あらゆる政策」で協調することを確認する見通…

負債の部にあるもの

流動負債と固定負債の違い 他人から集めている負債の部は、早く返したり、支払ったりしなければならない流動負債と、返済や支払いが遅くてもいい固定負債があります。 早く返す・返さないの基準については、一般的に1年と決められていますが、これは1年以内…

企業会計と税務会計

中小企業の財務諸表は、上場企業のそれとは違い、財務諸表を開示しなくても問題になることはほとんどありませんから、税金を計算するために作っているケースがほとんど。 というのも、中小企業の場合、株主が社長または親族であるケースが多く、株主からの開…