財務3表マスター

会計の仕組みを知るなら、財務3表に取り組め!

基礎

伸びる会社の見抜き方

決算書は会社の成績表のようなもの。 B/Sからわかるのは、企業の安全性、収益性、成長性の3つで、自己資本比率はまず第一の安全性の指標で、会社が持っている資産のうち、株主の持ち分がどのくらいあるのかを示す割合なので、この自己資本比率が低い場合、…

負債の部にあるもの

流動負債と固定負債の違い 他人から集めている負債の部は、早く返したり、支払ったりしなければならない流動負債と、返済や支払いが遅くてもいい固定負債があります。 早く返す・返さないの基準については、一般的に1年と決められていますが、これは1年以内…

企業会計と税務会計

中小企業の財務諸表は、上場企業のそれとは違い、財務諸表を開示しなくても問題になることはほとんどありませんから、税金を計算するために作っているケースがほとんど。 というのも、中小企業の場合、株主が社長または親族であるケースが多く、株主からの開…

日本独自の会計基準と異なるIFRS

財務3表というのは、日本独自の会計基準を前提にしたものですから、世界では通用しません。 現在、日本企業では主に3つの会計基準が使われていて、さきほどの日本基準の会計、米国基準の会計、そして今、話題となっている国際財務報告基準であるIFRS=Intern…

現金の動きを知るため

貸借対照表と損益計算書では儲けを確認することができるのですが、実際の現金の動きは把握することができません。 というのも「売掛金」というのは、商品を販売、納品した時点で「売上」となるのですが、これだけではお金の動きはなく、この「売上」の代金を…

財務諸表はなんのためにあるのか?

すべての会社は最低でも1年に1回以上、決算を行うことが義務付けられています。 ですので財務諸表は義務だから仕方なく作ってる? いえいえ、そんな単純なものではなく、会社が財務諸表を作成するのは、ある程度の期間の活動成績を振り返るためであり、日々…

そもそも財務諸表って・・・

まず、企業の経営状況を客観的に数値で把握するために必要なものとして財務諸表があって、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の3つのことを指していて、これがいわゆる「財務三表」と言われています。 「財務諸表」は、企業が1年に一度…